カテゴリ:Kのリポート



18日 8月 2011
7月半ば、友人3人で久し振りに 那須温泉に出かけた。 名湯「鹿の湯」を楽しんだ後、 友人のリクエストに応え 秘湯「北温泉」に向かった。 つげ義春も訪れた話をしながら 坂を下ってたどり着いた。 そこは見た事のない 不思議な世界。 8月益子、「内町工場」で 「つげ義春とぼく」を見つけ 思わず買った。 北温泉をもう一度 楽しむ事が出来た。         ...

20日 7月 2011
  暑い中、粟野の医王寺と賀蘇山神社を訪れた。 それぞれ起源はかなり古い社寺である。 医王寺は東の高野山といわれている名刹であり 「程よいスケール」を感じさせる境内を歩けば 創建当時の栄華がしのばれる。 微妙な曲線で葺かれた萱葺き屋根の唐門と金堂は優雅。

04日 7月 2011
6月末、久し振りに板室温泉に出かけた。 メインストリート脇の広場に松原賢さんの作品が置かれていた。 環境アートが叫ばれて久しいが、 なかなかうまくいった例を見ることが出来ない。 大半はアーテイストの自己主張が空回りして 環境破壊を起こしている。 松原さんの作品は、程よい自己主張と環境との共鳴が バランス良く風景と折り合い...

29日 5月 2011
今日はイラストレーターの「なかだえり」さんの蔵展に出かけた。 彼女のアトリエは、北千住の街中にある 小さな蔵を改造したものだ。 蔵展は、この一年間にいろんなメディアに掲載された 作品を中心にした原画展である。 この蔵展を訪れたのは今回で3度目。 なかだえりさんを知ったのは、 読売新聞の夕刊に掲載された 彼女のイラストルポだった。...

25日 5月 2011
5月の連休に、宮城県の亘理町へ震災慰問に。 白石から角田の途中にある、高蔵寺阿弥陀堂に立ち寄った。 この萱葺き屋根の阿弥陀堂は、 いわきの白水阿弥陀堂や平泉の金色堂と同様に 平安時代の建立とされているが、他と違って素朴で力強い。 久々に訪れたが震災の影響を受けず、 花が咲き、新緑の香りがする木立の中、 堂々としっかりと建っていた。

25日 2月 2011
2月25日放映された美の壺ー大谷石ーの私的補足リポート。 あの坂道は県庁西側住宅街にあります。 ほのぼのした解説の塩田さんは大谷石研究会の重鎮です。 屏風岩の和風彫刻を解説した岡田義治先生は 那須の洋館旧青木邸を復元した建築史学者です。 渡辺邸は大谷石瓦の門と二つの石蔵、 それに茅葺き屋根の母屋が美しい日本の風景そのものです。...

24日 2月 2011
イタリアの建築家アルド・ロッシの代表作 ガララテーゼの集合住宅のピロティ。 訪れた時、そこには誰もいなかった。 多分ロッシがイメージした空間そのものだった気がする。 生より死をイメージさせる、 しかし私を虜にするとても魅力的な。 シュールそのものの空間、 ーキリコの世界ーであった。

19日 2月 2011
気がつくと 私は錠ちゃんに感情移入して見ている。 ありがとうの言葉が沁みる。 尾道のお母ちゃんがいい。 欣也も鉄平もいい。 田中のばあちゃんが一番いい。 毎朝、あかりに涙、泪、なみだ。 さあ今日も涙を拭いて頑張るぞ。 -NHK朝の連続小説「てっぱん」-
30日 1月 2011
私が最も好きな建築の一つが ヴェローナにあるカステルペッキオ美術館である。 14世紀に作られた城塞が改修され、美術館なっていた。 その美術館を現在の姿に作り替えた建築家がカルロ・スカルパである。 スカルパは、既存の煉瓦と漆喰の壁に対して 窓の位置を変え、打放しコンクリートと鉄骨を加える事で 歴史が重層し、美術作品と建築が絶妙な関係で成立する...

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