1月2日。日光二荒山神社へ初詣に行った。
出がけに、敬愛する建築家で今年90才になられる
竹ノ内一雄先生から 、年賀の電話をいただいた。
日光では混雑を避けるため、市役所横の
小さな教会前の駐車場へ 車を置いた。
歩き始めた途端、目の前に現れたのは
昔、竹ノ内さんが設計された住宅だった。
確か題名は「径と広場のある家」。
プロジェクト段階から注目された作品で
ほのぼのとした詩が添えられていた。
(SDレビュー84年、朝倉賞受賞)
教会を背景にした新たな風景がそこにあった。