春の陶器市で出合ったもの。

今年は10日と長かった春の陶器市。

作家さん達には過酷な日々だったと思いますが、、

お天気にも何とか恵まれ

私の体調もなんとか持ちこたえ

10日間中4日、陶器市ツイートのお手伝いやら

友達を誘ったりして出かけて来ました。

 

 

まずは、中園晋作さんのつぶやきで知った

「モリス.ゾイ」さんの器。

吸い込まれるようなブルーと流れるような曲線の美しさに

一瞬で心を奪われました。

たくさんのお客様が絶えずいらっしゃる中で

声をかけられるまでは、ひたすら無心に本を読む、、

その姿がまた美しい作家さんでした。

 

 

中園晋作さんのブースは、後半からの参加で、

しかも私は遅くうかがったので、ほとんど残っておらず、。

それでもなんとかこの2枚のお皿をゲット。

初めての形。シャープなエッジが美しいです。 

 

ケーキをのせたら!

思ったとおり、絵になりました。

 

 

岡本芳久さんの器は、いつ見ても穏やかで優しい。

今回は掘り出し物コーナーで、手に馴染む小さめのお茶碗を。

隣の8角形のは、前半参加の淡路島の岡本さんの作。

ステキなグリーンとブルー。

 

 

そう言えば、岡本さんのところからは、この湯冷ましも。

急須型の良くある湯冷ましは、右手でしか使えないため

左右どちらも使う私には、ちょっと不便で、

何か良いのないかなぁ、、と探していたところ、

希望通りのが見つかりました。

元々岡本家でカフェオレを作る時に

ミルクを温めてそのまま入れる為のものらしく。

実用に裏付けされた作品は、

切れも良く持ちやすくて最高でした。

少し大きめの形は、毎朝使っている鉄瓶にも

もう何年も前に手に入れて大事にしている

若杉集さんの急須にも、スッキリ使えて嬉しいです。

   

 

今回が2回目という静岡の鈴木敬子さんのマグ。

手触りといい、色といい、私のツボ。

ひとついただいて帰って、とても使いやすかったので

後日もうひとつ。この春一番出番の多いマグになりました。

 

 

鈴木稔さんのぐい呑み。

ワインにも日本酒にも合うこの形が大好きで

久し振りにいただいてきました。

 

 

半澤淳子さんの「ネコノミクスバーニング」。

板に焼きごてで描き彩色したもの。

どの猫も表情がなんとも言えず可愛くてたまりません。

 

 

今回久し振りに奥の庭までのぞいてみた日下田藍染工房。

最近は若い作家さんがTシャツなどのデザインをしているそうで

かなりオシャレな作品がいっぱいでした。

どうしても気になって、再度訪ねた時には

もうどれも売れてしまってなく。

一点物のこのワンピースを試着してみたら

私にジャストサイズ!

色が褪せたら何度でも染め直して下さるとの言葉に

お財布の口が緩みました。

 

 

他にもあれこれ、小さなもの、可愛いもの

そして美味しいものいろいろゲット!

 

友達のリクエストでワグナー.ナンドールさんのアトリエにも。

お天気にも恵まれて、最高の散歩日和が何日も。

 

震災以来、こんなにゆっくり陶器市を巡ったのは初めてでした。

益子の活気が嬉しく、そしてありがたく。

のどかな春を満喫させていただきました。