恩師からの絵葉書

 

お正月明けて、1月2日。

小学校の同窓会がありました。

卒業以来41年振りでした。(年がバレます。)

 

3年前の中学校の同窓会の時に

先生方への記念の品にと

私のマフラーを選んでいただいた流れで

今回も記念品を担当させていただきました。

 

中学校の同窓会は今まで何度か行われていたけれど

小学校のは初めての機会。

とにかく41年もお逢いしていない先生方、、

今はいったいどんな様子でいらっしゃるだろうか。

記憶をたどりながら私なりに

それぞれの先生方のイメージで

織り上げた4枚のマフラーでした。

 

一番していただきたかった先生は

昨年の夏に亡くなられていました。

とても淋しかったけれど、他の先生はとてもお元気で

「先生ってどうしてこんなに若いんだろう!」と

ホッとする嬉しさでした。

 

花束贈呈と共にマフラーもそれぞれの先生のお手元に。

喜んでいただけたら良いなぁと思っていたら、、

先日お一人の先生からお礼状が届きました。

 

マフラーを織ったのが誰かわからず

幹事さんにわざわざ聞いて下さって

お礼状を送って下さったようで、

とても気に入って下さったと書かれていました。

 

お礼状のお礼状を書きながらふと葉書を見たら、

単なる絵葉書だと思っていたものが

先生の手書きによるものとわかり

しみじみと眺めました。

 

 

絵の題材は「石榴」

1月の誕生石の「ガーネット」は別名「石榴石」。

ちゃんと季節を選んで送って下さったのでした。

先生の印と描かれた日付が入れられていました。

世に言う「絵手紙」とは一線を画す

繊細な絵でした。

さっそく額に入れて飾りました。

思いがけないプレゼントを独り占め。

嬉しかったです。