ようやく、再始動。

 

春の連休明けから続いた原因不明の背中の痛み。

2ヶ月半ほど毎日鎮痛剤を飲まずにはいられないくらい

ひどい痛みがあり、織物をやる気力など全然出ない毎日。

織りたい糸を目の前に並べるだけでため息ばかり。

毎年恒例の100本のマフラー展はお休みにしようかと

何度も考えたけれど、、

今年は妹がすごく頑張っている。

私は添えもので良いや。

そう考えたら気持ちが軽くなった。

 

秋の気配を感じた今月半ばから、フッと痛みが消えて

なんだか身体が軽くなったような感じ。

遅まきながら再始動しました。

 

 

 

妹が先に編んだ糸の配色がとても良くて

同じ糸を買っていた私はどんな風に織ろうかと

ずっと考えていたのが ようやく形になりました。

 

同じ糸を使っているのに全然違う。

これが編みと織りの両方を楽しめる個展の醍醐味。

編みは糸の色がダイレクトに出て個性的。

織りは色が重なる分、複雑な色合いを出してくれるようです。

 

 

何本か織ってみるうち

この糸のあちこちに使われている焦げ茶が

すごく良い味を出している事に気がつきます。

黒よりも深く個性的な色なのだなと思いました。

 

 

全部で6色買ったものの、2玉買ったのはこの5色。

縦糸も横糸もこの糸だけで織ってみました。

どれも本当に良い色合い。

 

 

 

織りあがってひと息ついての珈琲タイム。

これは益子の岡本有希子さんのカップとコラボ。

下のは中園晋作さんのです。

どちらもなかなか良い雰囲気。

 

 

 

今日は最後のグレーベージュ系のひと玉を形にすべく

糸を選んでいます。

 

残りふた月。

楽しく頑張って行きたいと思います。