軽井沢アート散歩

 

 

今年初めての一泊旅行。

久し振りの軽井沢にアート散歩としゃれてみました。

 高速道路が開通し、宇都宮から車で2時間半の旅。

軽井沢も近くなりました。

 

 

まずは千住博美術館。

ここは西沢立衛設計の画期的な美術館です。

ガラスに囲まれた素晴らしい空間ですが、

素人には写真の取りようがなく。

まもなく色づき始めるカラーリーフ越しの美術館をパチリ。

 

 「ウォーターフォール」はやはり素晴らしい絵でした。

色とりどりのウォーターフォールと

ガラス越しに季節毎に趣を変える美術館と。

これから毎回訪ねるのが楽しみな美術館です。

 

 

 

 

 

 

 

ランチをいただいた「ドメイヌ.ドゥ.ミクニ」は

戦後まもなく世田谷の等々力に建てられた飯箸邸を移築したもの。

日本を代表する建築家、坂倉準三の設計です。

ゆったりした時間が流れていました。

 

 

 

 

 

 

十数年ぶりのセゾン美術館。

あの頃よりずっと緑が濃くなっていました。

 

ただ芝生は養生の為に立ち入れず。

大好きな安田侃さんの作品も遠くから眺めるだけ。

 

 

 

 

 

 

ホテルに向かう途中見つけた「ハルニレテラス」。

クラフトショップと飲食店が半々くらいに建ち並ぶ

おしゃれな空間でした。

軽井沢らしく緑いっぱいの中にあるせいか

どのお店も個性があってステキでした。

しばらくウィンドウショッピングを楽しみました。 

 

 

 

 

 

 

二日目の朝。

お風呂上がりに窓を開けたら風が冷たくて。

もう一度入り直してきたくらいです。

 

軽井沢はもう秋の草花が咲いていました。

ススキ、桔梗、コスモスを眺めながら

朝一番の散歩がてら「旧三笠ホテル」へ。

真っ青な空の元、古い洋館が素晴らしくステキに見えて。

中のサロンでお茶なんか出来たら最高だなぁ、と心を残しながら。

 

 

 

 

 

 

 

初めて知った「脇田和美術館」。

優しく穏やかな色合いの油絵と素描が素晴らしく。

 

個人美術館ながら、そのゆったりした空間は

贅沢で心安らぐものでした。

特にこの2階のフロアの心地良い事。

本館は脇田和さんご本人設計の空間だそうです。

他にお客様もなく、この豊かな空間を独り占めしてました。

 

 

 

 

 

 

 

続きにある別荘兼アトリエは吉村順三設計によるもの。

解放される季節もあるようですが、今回はクローズ。

外から眺めるだけでしたが、落ち着きのある素晴らしい建築。

 

 

 

 

 

脇田和美術館からほんの2,3分で

「軽井沢ニューアートミュージアム」

観光バスが何台も立て続けに入って来ます。

軽井沢の新しい観光名所になりつつあるようです。

一階にはいくつにも区切られたギャラリーとショップ。

2階が美術館になっていました。

 

 

 

 

 

 

ニューアートミュージアムに隣接する「ギャラリー桜の木」。

ここがまたとてもステキでした。

 

くぐり抜けて行くひとつひとつの部屋のしつらいが異なり

その部屋の雰囲気に合った作品が飾られていました。

女性ばかりのスタッフで、細やかな心遣いのあるギャラリー。

いくつもの心躍る作品に出逢えました。

 

 

 

 

 

 

ここを出て最後は旧軽銀座へ戻り散策。

夏の終わりの雰囲気が漂っていました。

 

 

気持ちもおなかもふっくらとした今回の旅。

またゆっくり訪ねてみたいと思いました。