時々うかがっては、楽しい時間をいただいてくる
喜連川のクラフトショップ「空しど」さん。
私が「100本のマフラー展」をやった時、
布の好きな空しどさんが
「私はチクチク布を100枚縫ってみようかな、」と。
それが完成していました!
さっそく5枚ほど好きなものをいただいてきました。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=480x10000:format=jpg/path/s654f6891fe001dca/image/ib3c245c97736f593/version/1360136381/image.jpg)
模様替えをしてから個展をなさるようなお話だったのですが
いつまでたっても個展のお話はなさらないので
今週うかがってみたのですが、なんだか見当たらず。。
「チクチク布は、、?」とお聞きしてみたら、
恥ずかしそうにそっと指差す先は
お店の入り口横の、ほんの少しのスペース。
「小さなコースターだから、重ねてしまうと
100枚でもこれだけにしかならないんです。」と。
一枚として同じものはなく、
大小さまざま、色さまざまな
リネンのコースターが100枚、
ひっそりと並んでいました。
チクチク布はこの数年、
有名な織物作家さんの個展や
クラフトショップで見るようになり、、
例えば「チクチク」のところの運針は
昔は針目もきっちりと
キレイに縫わなくてはならないと
習ったものだったけれど、
ランダムに好きなように縫う事で
こんなに楽しいものが出来るんだと
新鮮な驚きだったのでした。
売るほど布を持っていらっしゃる空しどさんは
真夜中に一人で布をお部屋一杯に広げては
縫い物をするのが楽しみといつもうかがっていました。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=480x10000:format=jpg/path/s654f6891fe001dca/image/i49f818e8e151d64b/version/1360136388/image.jpg)
ミシンステッチあり、手縫いあり、
大きさも色も自由に楽しいコースターが100枚!
やはり「100」という単位は
気持ちを高揚させるなにかがありそうです。
![器 中園晋作さん](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=480x10000:format=jpg/path/s654f6891fe001dca/image/ib547beb33c9efa83/version/1360136394/image.jpg)
昨夜は一番好きなグリーン系の布に合わせて
最近ちょっとはまっている洋酒のおつまみを乗せてみました。
「柿バター」と「リンゴチーズ」です。
「柿バター」は、時々うかがう居酒屋さんのメニュー。
市田柿が出回る寒い冬に、中にバターを巻き込んで
冷凍庫で冷たく凍らせたものをスライス。
舌の上で溶かしながらいただくと絶品です。
「リンゴチーズ」は、主人のアイデア。
青森の「おきな屋」というお菓子屋さんの
リンゴをソフトドライ状にした「薄紅」というお菓子に
キューブ状のクリームチーズをのせたもの。
あるかなきかの酸味がチーズの塩気と合って
思った以上に美味しいおつまみになりました。
まだまださまざまな楽しいコースターが
空しどさんの入り口にそっと並んでいます。
大きくても小さくてもお値段が同じ、
しかもすごく安いのが
嬉しいような、申し訳ないような。
どうぞのぞいてみて下さい。