2年間、ほぼ毎日使っていたバッグが
とうとう壊れてしまった。
最初、後ろ側の携帯入れのチャックが壊れ、
ひと月経たずに、今度はカバーの内側のチャックが。
よく見ると、カバーの横もすり切れ、、
かなりみすぼらしくなってました。
こんなふうに壊れるまで使ったバッグは久し振りと
バッグ大臣を自称する私もちょっと驚きでした。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=480x10000:format=jpg/path/s654f6891fe001dca/image/i9e66f819248c6f44/version/1360138405/image.jpg)
ブランドもののバッグは高いし、まず私に似合わない。
それに、みんなと同じものを持つのがあまり好きではない。
「それってどこのバッグですか?」と聞かれる事に
喜びを感じる性質なので、、
面白いバッグを見つけると、サッと手が出てしまう。
どれもブランドものほど高いものはないので
安心して、楽しく買い、そして存分に使う。
とは言っても、やはりお気に入りはあり、
気がつくとそればかり使っている。
今回壊れたバッグはすぐれもので
とにかく軽い。
合成皮革なので、扱いが楽。
でも安っぽく見えない(と思っていますが、)。
幅の広い取っ手は、長さが調節できるので
ショルダーにも斜めがけも出来、
シックにもスポーティな格好にも
不思議にあってしまう。
そして思った以上に物が入る。。
つい手が伸びるわけでした。
![モノトーンのバッグの内側はこんなキレイなグリーン!](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=480x10000:format=jpg/path/s654f6891fe001dca/image/ic9f8809d39eeee6f/version/1360138412/image.jpg)
このバッグは、東京へ行くと必ず寄る
銀座松屋の大好きな「遊びのコーナー」で
たまたま見つけたものでした。
いろんな素材で、いろんな形があって
選ぶのにとても楽しい
「acrylic 坂 雅子」さんという作家のバッグでした。
元麻布に本店があると知り、
今度東京へ行ったら、絶対寄るんだ!と決めていました。
もう一度、同じバッグを買いたいと、
雨の中、お店を探して歩きました。
六本木通りから広尾に抜ける道を10分ほど歩いた 交番の前に、
ステキに佇むセンスの良いお店。
ご主人は世界的に有名な建築家の「坂 茂」さん。
でもここはご主人の設計ではないそうでした。
ワクワクしながら中に入って同じバッグを探すも、見つからず。
以前のバッグを買う際もお話しさせていただきましたが、
坂 雅子さんはとても感じの良いキレイな方でした。
坂さんに訳をお話したら、とても喜んで下さって
箱の中から最後の一つを探し出して下さいました。
ところが、同じデザインで他の素材のもいくつかあって、、
まるっきり同じのでは芸がないかもと 悩んだ挙げ句
ちょっとサテンっぽい光沢のカバーのものに決めました。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=480x10000:format=jpg/path/s654f6891fe001dca/image/ib905b34c21f96fb8/version/1360138419/image.jpg)
でも、今まで使ってきたバッグのカバーの手触りが
何とも良いので、手放すには惜しい。。
悩む私の様子を感じて、坂さんが入り口のところに並んだ
いくつかのバッグを指さして
「本店ならではの半額コーナーなんです!」と。
その中に、今まで使っていたグレーのカバーの
形違いがあって、、
ひとまわり小さいのですが、これもまた使いやすそう。
結局二つ買ってしまいました。
日々の生活の8割方がモノトーンの服の私。
これはきっとまた活躍するぞ!と、楽しみな毎日です。
、、とは言いながら、「手は二本しかないんだぞ!」と
またどこからか声がする気がします、、。