2年振りのマフラー展は余裕のはずでしたが、、
今年は夏の終わりまで気になる事が続き
ようやく無事秋になり、落ち着いたら本腰を入れるつもりが、
今度は手編みをする妹の家が台風で被災。
今年は無理かな、という想いが頭をかすめつつも
10月からはギャラリーの本格始動で、肝心な時に手伝えず
個展の合間を縫って片づけに通い、
ようやくギリギリで準備が整いました。

今年は手編みが170点、手織りが120点ほど。
他にも前回好評だったミニバッグや、
とんぼ玉コレクターの友達のショールピンなど
合計300点を超える展覧会となりました。
一週間前にはほぼ全てを運び込み
値札付けやら必要な買い物などの雑用を済ませ
初日前夜には完了。
良くここまでたどり着けたと、ようやくホッと出来ました。
まずは手編みの作品から。
様々な糸、様々な編み方による
マフラー、スヌード、ネックウォーマーに肩かけショール。
そして可愛いミニバッグいろいろ。♬
手織りのマフラーは織り方はすべて同じですが、
糸が違うとこんなにも雰囲気が変わる、手触りが変わる面白さ。
今年は特に「手染め&手紡ぎ糸」のステキな作家さんとの出会いがあり
なにも足さずにその糸だけで夢中で織った作品が多く、
さらに「引き揃え糸」も初めて手にして、
さまざまな雰囲気の糸を楽しみながら織りました。
いつもの華やかなマフラーを期待していらして下さったお客様には
少し物足りなかったかもしれませんが
手にしていただけたら、その糸だけで織った意味がわかっていただけたかと。
そして今年も「同じ糸で手編みと手織り」コーナー。
今回は初めての「引き揃え糸」での競い合い。
いつもながら、作っている自分たちが一番
その手触りの違いに驚き、楽しんでいます。
今年の春からギャラリー前に
アレンジメントをお願いすることになった
「KIRINO」さんの上品で素敵な寄せ植え。
しかも今回はマフラー展という事で
枝の先に毛糸のリボンを結んで下さいました。
しかも初日に華やかなヴィオラの寄せ植えも。
お心遣いに感謝です。💛
テーブルの上には大好きなプリンセチア。
そして今年のお菓子は「ポルボロ」、
スペインの落雁とでもいう感じでしょうか。
シナモンが香るホロリとした口どけのお菓子です。
今年もたくさんの方にいらしていただき
本当にありがとうございました。
何故か集中する時間と閑散とする時間が極端で
特に混雑する時にいらしていただいたお客様には
ゆっくり説明する時間もままならず失礼致しました。
2年に一度のやらない年にかぎって
「今年はやらないのですか?」と聞かれるもどかしさ。。
とりあえず来年はやろうと決めました。
本数的にはゆっくり織れそうなので
来年は一本一本じっくりと手をかけて
また違う雰囲気のものを作って行きたいと思います。
いらして下さった皆様、それからネットで応援して下さったたくさんの皆様、
本当にありがとうございました。心から感謝致します。
また来年もどうぞ楽しみにお出かけくださいませ。