中園 健 はんえ(版絵)展、終了しました。

 

 

7月20日から始まった「中園 健 はんえ(版絵)展」

昨日26日で終了しました。

 

 

 

 

お父様の健さんが、高知から

個展初日の前日にいらっしゃるはずが、

台風の為二日も足止め。

息子で陶芸家の晋作さんも、直前に腰を痛めてしまい、、

どうなる事かと思いましたが、

当日の朝ようやく準備完了しました。

 

 

 

 

お父様には、はんえに加えて、

こんな素敵な油絵も出品していただき

一週間を素敵な空間で過ごさせていただきました。

 

 

 

 

メインの可愛い「はんえ」がたくさん。

壁に飾ったのは40点ほどでしたが、

まだまだ飾りきれなかった絵がたくさん。

 

 

 

 

               「予告より..はんえ(版絵)とは」

 

版木に下書きをし、線を彫刻刀で彫り

彫り残した部分に絵の具を載せて刷り上げる手法で、

絵具が乾かないように、一部着色しては刷り、

着色しては刷り、、という事を繰り返して仕上げていく
いわゆる一版多色刷りの技法です。

普通の版画のように一枚の版木から何枚も刷る事はなく、

一版で一枚の絵を仕上げるものです。

 

 

 

 

「予告より」

 

中園さんから初めてこの絵を見せていただいたのは

まだ震災後間もない、計画停電があった頃。

言いようのない不安と寒さが、絶え間なく心を過ぎる時に

この「ランタンの少女」の絵をお預かりしました。

 

この「はんえ」は、おそらくかなり以前に作られたもの。

「ランタンの灯りで絵本を眺める」

そんな日が現実に来ようとは、よもや思わなかった頃に

この絵が作られた、その事に驚きました、。

 

 

 

 

 

優しく可愛く静かな絵に囲まれて 、心和む一週間でした。

 

今回は葉書や新聞での個展案内に加えて

ホームページとツイッターでもお知らせしてみました。

 

小さな新聞記事を見て来て下さった方。

通りがかりにふらっとウィンドウに目を留めて下さった方。

 

ツイッターを見て来て下さった方は、

どんな作品かを見て来て下さったので

初めてお逢いした気がせず。

 

たくさんの方と楽しい出逢いがありました。

本当にありがとうございました。

 

 

高知から送っていただいたたくさんの版絵。

次回の個展の予定は今のところないとの事ですので

次回の個展が始まるまで、もうしばらくギャラリーに

飾らせていただく事になりました。

ご覧になりたい方は遠慮なくご連絡下さいませ。