小さなお雛様達。

 

 

今日は雛祭り。

うちのお雛様は、私が生まれた時に

祖母が買ってくれたものでしたが、

25年前に家を建て直す時、納戸から出し忘れて、

全部壊してしまいました。

しかも気がついたのが、翌年のお雛様の時というのだから、、

ずいぶんぼんやりしていたと思います。

(その時一緒に出し忘れたのは、 シンガーの足踏みミシン、

天体望遠鏡、ギターが2本、辞書や図鑑etc、、。(-_-;)

 

お内裏様とお雛様、それに三人官女と、

小さなお道具だけのコンパクトなものでしたが、

やはり毎年その箱を開ける時はドキドキしたものでした。

お雛様より、お道具の細かな細工の方に惹かれていた気がします。

小さな箪笥や、鏡台や筥迫など、

毎年飽きもせずに眺めていました。

 

 

 

いつかはまた素敵なお雛様をと思いながら、、

今さらもう七段飾りでもなし、

そうかと言ってお内裏様とお雛様だけの素敵なものは

お値段も素晴らしく、。

デパートの展示会などで見れば、やはり心が騒ぐけれど、

一歩会場を出れば、日々の暮らしの楽しみの方に気持ちが向いて

いつしか諦めてしまいました。

 

 

それでも小さなお雛様は、

お値段も軽やかなので買うのも気楽、

ちょこちょこと集めては、いつの間にか

かなりの数になっていました。

しばらく前に整理して、だいぶ数を絞ったのでしたが、。

 

 

 

 

一刀彫りのお雛様は、以前ブログにも書いた、

母が伯母と旅行した奈良でお土産に買ってきてくれたもの。

手のひらに乗る小さなものですが、やはり素晴らしい造りです。

 

 

陶の置物も、母が好きで買ったもの。

私の可愛いもの好きは、やはり母譲りでしょうか。

 

 

古布を使ったお雛様は、知人が作ってくれたもの。

こんなに手間のかかるものをプレゼントして下さるなんてと

とても感激した事を、昨日のように思い出します。

 

 

貝の中に収まる小さなお雛様は、お友達のクラフトショップで。

木彫りの先生の作品だそうです。

 

 

源氏物語を想わせるお雛様は

毎年優雅な気分にさせてくれます。

 

素朴な素焼きのお雛様は、お香立て。

葉っぱの上に仲良く並んでいます.

 

 

 

この2、3年、新たにおもしろ系のお雛様がぐっと増え、、

自分の年を考えて、これで良いのか?、、と首を傾げながらも、

楽しければそれで良しと思う事にしました。

 

半澤淳子さんのお雛様、去年と今年では雰囲気が全然違います。

それから昨日届いたばかりの高橋理佐さんの「ナビビナ」。

猫のお雛様の額絵は、本物は高くて手が出なかったので

コピーのを。有田ひろみさんの絵です。

 

先月はバタバタと忙しく、飾るのも遅くなってしまいました。

もうお嫁に行く心配もないのだから、、

今月いっぱい飾って楽しむ事にします。